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経験は「勘」...か?の巻

花王の前社長、後藤卓也氏のコメントのつづきです。

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組織マネジメント

・本流部門は「お伺いの世界」であったため、経営陣もリフレッシュする必要があった。ゆえに社長3期目、従来からの役員の方々には退いていただいた。

・ある程度大きい企業になるとピラミッド型しかありえない。

・人事交流・ローテーションは多い方だと思う。研究あがりの営業も多い。

・自分が社長時代に「社員の意識調査」と「経営者の360度評価」を始めた。360度評価は人事評価には使わず、本人へフィードバックし、気付きを与えることが目的。

・社長の在任期間は6年くらいが適当では?2年は助走期間、2年はフル活動、残り2年は引き継ぎ。それ以上長いと良くないこともあるだろう。

経営者

・当時、伸びる産業=情報産業に目をつけ、フロッピー事業へ参入していたが、事業環境の変化の速さに対応できないと判断し、社長就任早々、この事業からの撤退を決心した。⇒見切る勇気を持つこと!

・花王には技術・販売ルートもある、成長も見込める。ではやろう!ということで、化粧品事業への参入を決め、諦めず取り組み続けた。⇒やり続ける執念を持つこと!

3050年先のことなんてわからない。もっと言うと、先のことなんて誰にもわからない。だから、中計なんてあまり意味がない。ただし、35年先「こうありたい!」という姿は描き、常に社員に対し語り続けた。⇒とにかく繰返し続けること!

・新商品のネガティブチェックをすることは、経営者の重要な仕事の一つである。

・よく考えることが前提だが、経営は「勘」である。あとは突き進む行動力が必要。

・経営者に必要なスキルは「健全な心身(これは絶対!)」「考え抜く力」「決断する力」「説得する力」「実行する力」「継続する力」「見切る力」「責任を取る覚悟」など。

メッセージ

・自分は本流でない部門の出身だが、なぜか社長になった。若い人には、陽の当たらない部門でも腐ることなく頑張って欲しい、と言いたい。

・ヒット商品を出すノウハウなんてない。敢えて言うなら、好奇心をもつことが重要。若い人には新聞を読むことをお奨めしている。ただし、読むことが大事なのではなく、「何を感じるか」が大事である。⇒いつまでもトキメキを忘れずに!

・最後に皆さんに言いたいのは「常に成長したいという気持ちを持ち続けること」と「自分を成長させるのは自分しかないという点を忘れないこと」である。

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後藤氏は、謙虚で穏やかな感じでしたが、話の端々に「芯の強さ」を感じました。また、「本流部門出身ではなく、いろいろ経験してきた」という点に共感しました。まさに雑草魂!

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