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少し気が抜けていますが...の巻

ケースの中間発表が終わって、正直少し気が抜けていますが...水曜まではファイナンスの課題に注力したいと思います!さて、下記は710()のつづきです。

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金曜6限:テクノロジーマネジメント応用研究④

1)フレクトロニクス社のアウトソーシング産業に関するNHK番組を観た。印象的な内容は下記の通り。

 ・フレクトロニクス社:米国のアウトソーシング企業。工場を従業員ごと買収⇒経営を再建⇒製造を続けるブランドメーカーの影武者。工場は世界約100ヶ所、従業員は約95000人。CEOはマイケルマークス氏。

 ・仏アルカテル社の工場再生例:①部品の本社一括購入(2週間ごとに部品メーカーと価格交渉)、②検査のムダ排除(後工程が前工程の検査をしてから作業を始める)、③作業手順書の整備(イラスト入りとし、他国で使う時は言葉だけを入れ替える)

 ・カシオ小牧工場の再生例:①アメリカ人工場長の採用(会社の公用語を英語へ)、②世界共通の生産ラインへの変更(不良品が出た場合、足を引っ張るのでベルコンを撤去)、③工場の空いたスペースで新しいビジネスを展開

 ・マークス氏は世界中の工場で情報やノウハウを共有、稼動率や利益を競わせている。

 ・しかしながら、製造に特化して規模を拡大し続けてきたフレクトロニクス社は厳しい状況を迎える。競合の台湾EMS企業アリマ社が提案型ビジネスで追い上げているからだ。結果、フレクトロニクス社は製品開発をフィンランドの設計会社を買収することで取り込み、提案型ビジネスへの転換を即断・即決する。⇒影のメーカーから真のメーカーへの転換!(果たして吉と出るのか?凶と出るのか?)

2)講義のまとめ

 ・現在、マークス氏はテスラモーター社(電気自動車メーカー)の社長。

 ・垂直統合/摺り合せは日本企業の象徴であったが、世界的に水平分業のスターが出てきたため、日本企業もスター軍団との勝負では分が悪くなってきた。

 ・しかし、水平分業によりモジュール化が進みすぎると、ブランド価値が下がり、コモディティ化や過当競争をもたらす傾向がある。

 ・モジュール化によるコモディティ化を回避するためには、モジュール技術の持続的な革新、または複雑な市場・顧客ニーズの創造が求められる。

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私は現在、社内の標準化のプロジェクトに関わっていますが、標準化⇒モジュール化⇒コモディティ化しないようなアイデアを盛り込んでいく必要があるのでしょうね。

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コメント

どこでもできるところは徹底的にモジュール化する一方で、製品のコアとなるところはハンドメイド的な自社しかできない技術で固めるメリハリが大事なんでしょうね。
インドのタタ自動車の超低価格車は、意外や意外、すり合わせ型部品の集大成だそうです。あり得ないコストダウンも単なるモジュールの組み合わせでは実現できないということ。奥が深いですね。

たかひろさん、コメントありがとうございます
貴指摘通り、自社で取り込む部分(他社にマネできないコア技術)とアウトソーシングする部分(誰でもできる技術)の最適組合せを考えることが、設計の本質の一つではないか?と最近考えています。
MOTは本当に勉強になりますね。

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