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ボケナス+役立たずな私...の巻

下記は74()の講義報告のつづきです。

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土曜3~5限:ファイナンス応用研究⑦⑧⑨

4)「カネボウ株式買取価格決定申立事件」に関する講義があった。印象的な話は下記の通り。

・法的な株式の評価方法として、DCF法が採用された事例。

・本事件の争点は「永久成長率」と「割引率」の考え方の相違。

・鑑定結果は、過去10数年の間の年間小売販売額が減少していること等を理由に成長率を0%に設定。これに対し原告は、実質のGDP成長率2.1%を主張。

・また鑑定結果は、高度成長期を含む1955年から2005年までの統計データをもとに割引率を8.5%に設定。これに対し原告は、金融実務家が挙げている36%を主張。

・原告は「成長率は短期データに基づき、割引率は長期データに基づいている」という鑑定結果の矛盾についても指摘している。⇒本事件はいまだ決着がついていない。

5)「企業価値評価②乗数法」に関する講義があった。印象的な話は下記の通り。

EBITDA:税・金利・償却前利益(Earnings Before Interest, Tax, Depreciation and Amortization)⇒EBITDAはキャッシュフローの源泉!減価償却の方法や投資サイクルの局面に左右されない!

EV/EBITDA倍率=Enterprise Value(企業価値-非営業用資産)÷EBITDA

6)ケース「財務分析、株価分析、乗数法による価値評価」に関するチーム演習があった。

・投資ファンドの投資対象企業の特徴は?⇒①現預金・有価証券比率が高い、②有利子負債比率が低い、③PBRが低い(割安かも?)、④ROEが低い等

・企業価値や株式価値を評価する方法は、DCF法と乗数法である。

・乗数法(類似会社批准方式):株価指標や価値指標を同業他社と比較する方法。シンプルでわかりやすい。代表的な方法としてPERPBREBITDA倍率がある。

PERが高ければ、投資家は利益水準に比べて株価を高めに評価していると言える。

PBRPrice to Book Value Ratio:株価純資産倍率)=株価÷一株当たり純資産⇒純資産を下回る(PBR1を下回る)評価しかされていない企業は、過去から蓄積されてきた資金を上手く活用できていないことになる。将来性が乏しい、あるいは投資家が現状の経営を疑問視しているという解釈もできる。

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そういえば、この講義ですが古いシラバスを見ていたことに5限目になって気付きました...ああ、やってもうた。という訳で、バンドー化学の決算短信を予習していたのですが、これも水の泡。事前課題やってない...しかし!ここでも「めくるめくくめ」リーダーの分析力と影の家電マニアAさん(ひょっとしてブログ見てます?)の情報収集力に助けられました。本当にありがとうございました。(他のメンバーの皆様もありがとうございました)

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