最近のトラックバック

カテゴリー

« バンドーです!(⇒似てね~)の巻 | トップページ | 赤鼻のトナカイ秘書を探せ!の巻 »

ティダアパアパよ...の巻

私は将来的には海外でもう一度勝負したい!と強く思っています。この思いの原点は、若かりし頃のあの苦い経験。ここでは私の初めての海外経験を紹介したいと思います。

私は入社2年目の終わりごろから約1年間、インドネシアのジャカルタへ出張した経験があります。最初の半年間はほぼ1人。ちなみに当時、私は海外経験ゼロ。海外旅行すら行ったことはありませんでした。当然、英語も学校教育のみ。ある日突然、部長から「来月からジャカルタへ行ってくれ!たのむぞ!」と言われ、ビックリしたのを覚えています。

担当はインドネシア大型プラントプロジェクトの土木建築設計。業務はインドネシアの設計会社に約1000枚の設計図を描かせるという外注設計管理。自分の担当だけで数十億円分の責任があったにもかかわらず、最初にこの話を聞いた時「この仕事がどれだけ大変なのか?」は正直全く理解できていませんでした。

半年後...生まれて初めて血尿が出ました。

原因はおそらくストレス。インドネシアの設計会社はスケジュールを全く守れませんでした。また、私も仕事の全体像をよく理解していなかったため、設計会社に適切なアドバイスをすることもできませんでした。そして、毎日日本から督促の電話がかかってきました。「なんでや!なんで遅れるんや!」私も遅れているのは自分のせいだと自分を激しく責めました。「自分を抜擢してくれた上司の期待を裏切りたくない!」私は設計会社の代わりにひたすら設計図を描き続けました...

9ヵ月後...今度は40度の熱が3週間続きました。たまたまインドネシアに来ていた他部門の上司に相談したところ即入院。生まれて初めての入院がインドネシアの病院になるとは思いませんでした。独りベッドの上。自分の無力さがあまりに悔しすぎて...涙も出ませんでした。短期間に治る見込みの無かった私は、そのまま日本へ強制送還されました。

日本に戻ると不思議なことに熱はすぐ下がりました。すると部長より「再びジャカルタへ戻って欲しい!」と言われました。その後は数名の日本人スタッフが応援に駆けつけてくれたこともあって、なんとかこの大きな仕事を前へ進めることができました。

ようやく1年が過ぎようとする頃、上司から帰国許可が降りました。私は心から喜んだと共に「もう二度と海外へは出ない!」と固く心に誓いました。

海外でのダメージは予想以上でした...帰国後の約半年間、軽い「うつ」状態が続きました。仕事をするたびに頭痛が。「誰とも話したくない...」そんな日が続きました。ところが帰国して数ヶ月が過ぎたある日...同期と仕事の話をしている時に「その瞬間」は訪れました。あれ?同期が抱えている悩みは、私が既にインドネシアで経験したものばかりで、その解決策についてもアドバイスすることができる!それどころか、自分はもっといろいろな経験をしている!「自分は他の同期と比べて大きく成長したのではないか?」

その瞬間...ひょっとしたら、海外は自分を成長させるための近道だったのではないか?と思い始めました。そして、あれだけの修羅場を味わったのだから、もう何も怖くはないのではないか!と思うと共に「あああ、また海外へ行って自分を鍛えたい!」とも。今思えば...これが私の「ひと皮剥けた瞬間」だったのかもしれませんね。

« バンドーです!(⇒似てね~)の巻 | トップページ | 赤鼻のトナカイ秘書を探せ!の巻 »

リコヤンの独り言」カテゴリの記事

コメント

リコヤンのインドネシアの経験は壮絶ですね!リコヤンの「ひと皮剥けた経験」、機会があればもっと教えてください。興味深いです。

すごい経験ですね。リスペクトです。
私の知人は「その瞬間」のようなことを「ふっきれる」という言葉で表現していました。

修士論文の執筆および提出の際には、
もっと凹んでくださいね。
凹んだ分改善する余地が見つかって、論文は良くなりますから。

ほっとせいさん、コメントありがとうございます。
こうやって文字にしてみると「美談」に見えますが、実際はもっと泥臭い話だったんです。
今回、自叙伝的な話を書いてみて気付いたのは「事実は見る人によって全く違うストーリーになる危険性があるということ」。他の人が書いたら、おそらく全然違うストーリーになるかもしれませんね。

帰国後のつらい状況から、自身の成長に気付いて、
また向上心へと繋げられるところが、
やっぱり、はんさむと言われる(言ってる?)ポイントだと感じます。
私、既に色々経験したつもりでしたが、
今まさに、怒濤の毎日です。
続・海外生活のブログ楽しみにしております☆

あささん、コメントありがとうございます。(アサヤン?)
おっしゃる通り、まさに「ふっ切れた」瞬間でした。でも、若い頃にこういった経験ができた私は幸せものだと思います。

真下さん、貴重なアドバイスありがとうございます。
修論の時も凹んで凹んで凹みまくって、そこから何かを掴みたいと思います!

はじめてコメントします、都の後輩、T木ですhappy01
いや~壮絶な経験してらっしゃいますね!
さすがオーラがただものではないと思ってました。
授業ネタも頼りにしてますが、今回みたいなリコヤンのはんさむのなぞを解く話、ものすごく面白いです。
ぜひシリーズ化してください。よろしくお願いします。

もーりーさん、コメントありがとうございます。
今後、他の海外生活についても書きたいと思いますが、普段の講義のブログの方もよろしくお願いしますね!

mumuyauさん、コメントありがとうございます。(おおっ、我が後輩!)
私のような「変な人」の生い立ちって気になりますかね?海外ネタ(スベリネタ含む)に関しては、今後小出しにしていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1179561/30660383

この記事へのトラックバック一覧です: ティダアパアパよ...の巻:

« バンドーです!(⇒似てね~)の巻 | トップページ | 赤鼻のトナカイ秘書を探せ!の巻 »