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議論の末に得たものとは?の巻

下記は829()の講義報告のつづきです。

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土曜3~5限:経営戦略応用研究⑦⑧⑨

4)第一三共の経営戦略に関する全体討議があった。印象的な話は下記の通り。

20072月の時点で「創薬へ向かう」と宣言しておきながら、ランバクシー買収という「おいしい話」にのって、複眼経営へ走ってしまったように見える。ランバクシー買収の件は、20072月時点では全く出ていないし、当時の戦略とも合っていない。(教授)

M&Aは何を買うのか?という「目的」が非常に重要。本件は本当に戦略に合った買収だったのか?がポイントとなる。(生徒)

・しかしながら、M&A案件は売りに出ないと買うことができない。同社は、グローバル展開のチャンスをつかんだと言えるのではないか?たしかにデュー・デリジェンスの問題があったかもしれないが、今後うまく育てていけば、戦略的に失敗であったとは決して言えないのではないか?(生徒)

5)「ケース:関西電力㈱」に関する全体討議があった。印象的な話は下記の通り。

・同社の使命は「電力を安定供給する」こと。であれば今後、事業開発・市場開拓・多角化をしていくのではなく、電力事業にもっと集中するべきでは?(生徒)

・同社は経営ビジョンの中で「お客さま満足No.1企業を目指す」と掲げているが、企業価値分析の結果からはそうは思えない。(教授)

・「電力を安定供給する」=「お客さま満足」と言えるのでは?(生徒)⇒では、燃料高騰分を価格に反映させるという点も、お客さま満足と本当に言えるのか?(教授)

・同社の場合、基本的に全世帯が顧客対象となるため、いわば「公益事業」の色合いが強い。(っていうか、公益事業そのものである)ゆえに、利益をあげすぎてもいけない、という暗黙のルールがあるようだが?(生徒)⇒しかしながら、もっと事業を効率的に行い、価格を下げてあげることが顧客満足につながるのでは?(教授)

・将来、電力事業に代わる可能性を秘めた次世代エネルギー事業への投資については、成長事業として積極的に育成するべきでは?(生徒)⇒しかしながら、そもそも公共事業の色合いが強い同社は、積極的に成長していく必要があるのか?(生徒)

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全体討議の中で出てきた「なぜ今回、関西電力をケースとして選択したのか?」については、私の中ではいまだモヤモヤしていますので、残りの講義を通してジックリ考えていきたいと思います!

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