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計画はあらかじめ行動を規定する!の巻

下記は 103 ( )の講義報告です。

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土曜1~2限:マネジメント・コントロール応用研究④⑤

1)「分権制組織の業績管理」に関する講義があった。印象的な話は下記の通り。

・計画には「予測する」という役割だけでなく、「あらかじめ行動を規定する(feedforward control) 」という役割もある。

・業績管理指標としてEVA を使用する場合は、単独で評価するのではなく、他の指標 売上高や営業利益などと組み合わせて使用するのが望ましい。

・事業部制からカンパニー制への移行 カンパニー毎に資産を配分し、カンパニー毎のバランスシートを作成した。 利益管理に加え、資産管理投資責任もカンパニーに任せた

2)文献「松下電器の経営改革 著 伊丹敬之他」に関する講義があった。印象的な話は下記の通り。

・上記事例において、EVAマネジメントは「業績測定の尺度」と「投資意志決定の尺度」という役割を果たした。

・業績測定の尺度という役割 「対前年度比での改善度合い」「事業計画の達成度合い」が、業績測定上の基本的な尺度となった。 ドメインの経営レベル層の人事評価・報酬の基準となった。 以前は業績評価指標の数が多すぎたが、 CCM(EVMマネジメント)を中心指標として用いる新業績評価基準に集約できた。 上場会社と社内分社と社外分社で、平等な業績評価ができるようになった。

・投資意思決定の尺度という役割3年間赤字であるような事業については、撤退を検討するようになった。⇒例:ブラウン管事業からの撤退

・その他の役割 一人ひとりが創業者:事業部長が資本市場の声に耳を傾けるようになった。 働く人々の意識を全体最適の方向に誘導することができた。 11200 億円の資産圧縮に貢献した。

3)EVAマネジメントに関する討議が行われた。印象的な話は下記の通り。

・開発期間の長い製品を扱っている事業には、EVA による業績評価はあわないのでは積極的な投資をしなくなる恐れがあるかも

・従業員の末端までEVA の概念を理解してもらうのは非常に難しい e-learningによる教育では不十分従業員の末端まで EVAの概念を理解させるより、従業員の目標設定に落とし込む方が現実的かも

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個人的にはEVA は非常に良い考え方だと思っていますが、投資家にとって正しい行為が中長期的な企業の成長にとっては正しくないというケースもありうるため、 EVA単独で業績を評価するのではなく、他の指標と組み合わせて評価するのが重要だと思っています。

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