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なんとなくですが...巻

さて、今回もM教授の名著「戦略不全の論理」の中で印象に残った内容を下記に列挙したいと思います。このシリーズは今回で一応完結です。

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・高収益企業が高収益たるゆえんは、戦略を担いうる強い経営者の存在を抜きにして語ることはできない。

・経営の現場には、戦略を書き記した神聖なるファイルが存在するわけでもなければ、経営者が洞窟にこもる時間的な余裕もない。経営者の机の上にあるディスプレイには日々刻々と現場から営業日報が集まってくる一方で、部屋の外には決裁を求める社員たちが行列をなす。そして、数ある定例会議の最中にすべての予定を吹き飛ばすような緊急案件もたまに飛び込んでくる。戦略の実体とは、こうして無秩序にやってくる、11つは小さな判断の、長い期間にわたる積み重ねにほかならない。

・戦略は決して線形には進行せず、フィードバック・ループを持つものである。よく知られたPDCAのサイクルと似ている。そうなるのは、1つにはすべてを最初から見切ることなど不可能という事情が関係している。さらには、すべてが最初から思いどおりに運ぶとは限らないという事情もある。いずれにせよ、戦略とは事後的な微調整を必要とするものであり、そのために経営者がフィードバックのかかる現場にいなければうまくいくものではない。

・戦略のプロセスにおいて変わらないものは、戦略の主体、すなわち経営者である。もっと言うと、その経営者の頭の中にあって、経営者が個々の判断を下すにあたって参照する、判断の拠りどころのようなものである。個別判断の中身は時と状況に応じていかようにも変わるものであるが、その背後に控える判断の拠りどころのほうはそう簡単に大きく変わるものではないであろう。しかも、それは1つの塊として存在する。ここではそこに注目して、個々の判断を間接的に規定する準拠枠のことを広く「事業観」と呼ぶことにする。

・戦略は経営者の判断、またはその背後に控える事業観なのである。事業ポートフォリオの構成についても、論理は論理でよいが、決して答えが機械的に決まるものではない。最終的には経営者の判断が決めるものなのである。分析の技法や道具を磨くよりは、経営者の判断がどこからくるのかを真剣に考えるほうが、実りは大きいはずである。

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やはり高収益企業には戦略があり、戦略は経営者の判断によるもので、その背後には「事業観」が存在する...なんとなくわかってきました。戦略については、まだまだ勉強していきたいと思います。

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