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うちの知財にイルカ?の巻

気がつけば木曜日。学校が始まると1週間って早いですね~。さてさて、今回も「グローバル戦略」の講義でテキストとして指定されていた著書「ガラパゴス化する日本の製造業 宮崎智彦著」の中で印象に残った内容を下記に列挙したいと思います。

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製造業の世界的潮流

・標準化はルールを作ることでデジタル機器の製造を円滑にし、汎用性を高めてコストダウンなどを推進し、普及価格帯にすることで市場を拡大する意義を持つ。一方で、特許などで囲い込みをして、同業他社が後追いのモノマネができない状況を作り出すという企業戦略上重要な手段にもなる。

・代表的なデジタル機器の標準化の例を見てわかる点:①ルールを作った企業は日米欧が多い、②韓国、台湾企業がルールを作ることは珍しい、③ルールを作った企業が必ずしも儲かるとは限らない、④ルールをうまく利用した企業が勝つ、⑤世界のルールにすることが大切(国内のみでは不十分)、⑥特許の強い主張は一つの手段、執念が大切、⑦ルールを作らないというのも選択肢

・あえてルールを作らないというのも一つの選択肢である。標準化しないでカスタム製品を供給するという考えであり、現在の自動車などもその一例である。すり合わせの製造工程を多く残し、顧客にカスタマイズした製品を提供するという発想である。

・日本企業は争いごとを好まない国民性が災いし、知的財産で米国企業に訴えられる一方で、デジタル家電向けなどを中心にアジア勢に大幅な知的財産を譲歩している。一切訴えないで知的財産を使われる場合をはじめ、法的な逃げ道をうまく突かれて特許で訴えられないケースや、争った場合でも少額のライセンスフィーで満足してしまうケース、クロスライセンス契約を結び相殺してほとんど利益を享受できない例を散見する。

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知的財産の問題には少し関心があります。「日本人は農耕民族だから仕方ない」と論争の弱さを「民族論」で片付けようとする人がたまにいますが、そんな単純な問題ではないはず。国際的な感覚を持つ知財担当のサイヤ人(戦闘民族)が、当社にも必要だと考えています。(もうイルカ?)

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