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頭にヘタがついてるかも?の巻

今日から仕事始め。正月ボケから抜け切れておらず、ボケナス頭のままでのスタートですが、今日1日は「今年の目標設定」「当面の作業計画」など、頭の整理にあてたいと思います。

さて、今回は先日少しだけ紹介したM教授の名著「戦略不全の論理」の中で印象に残った内容を下記に列挙したいと思います。私がMBAを受験するキッカケとなった疑問「なぜ重工メーカーは利益率が低いのか?」の答えが少しだけわかってきました。

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・戦略不全:戦略が十分に機能していないこと

・大企業の宿命的な問題:利害を一にしない構成員をいかに動機づけ、共通の目標に導くのか?⇒モチベーション問題とコーディネーション問題が出てくる!(しかも、これらの問題はトレードオフの関係!)

・日本型企業モデル:モチベーション問題に対して最強の解を用意するものと見ることができる。⇒長期にわたって関連性のある仕事、または技能蓄積や学習の利くキャリアのパスを構成員に提供し、その中で構成員が自ら仕事の意味を深く理解、さらには創造することを尊重する。そして、本来は生活の糧を稼ぐ手段にすぎない仕事が、生き甲斐や人間成長の場になることを奨励する。同時に、報酬を中立化することで、顧客や仲間の評価を判断基準にして構成員が仕事に立ち向かう後押しをする。金銭報酬が伴わないのに仕事に没頭するのは、仕事に内在する喜びが心的報酬として機能している証であろう。

・米国型企業モデル:コーディネーション問題に対して最強の解を用意するものと見ることができる。⇒最上位指揮者の育成と選任に多大なコストをかけ、いったん指名した指揮者には絶対的な権限を与える。ここから下に向かう指揮命令系統は、上司が部下に対して持つ生殺与奪の権に裏づけられており、離反を強引に封じ込める。組織間のコーディネーションにおいても資本の論理を貫徹するため、誰が決定権を握るのかは絶えず明確であり、疑問の余地は残さない。

・慢性戦略不全:コーディネーションとモチベーションのうち、慢性戦略不全に関係するのは前者のほうである。コーディネーションがうまくいかないので、チグハグ(時間軸上に残る軌跡の不整合)とバラバラ(部門・部署間の行為の不整合)が起こるというのが、慢性戦略不全の徴候にほかならない。これは派手な失敗を伴わないから、ニュースや新聞の一面記事にはなりにくい。外から見てわかるのは、いつまでたってもジリ貧から抜け出せないという事実だけである。

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チグハグとバラバラ...当社にも思い当たる節がたくさんありますね。(つづく)

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