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シミッチョロの国際経営⑧の巻

本日が英国滞在最終日。これから日本へ向かいます!さて、今回も「国際経営」の講義報告です。

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土曜1~5限:国際経営応用研究⑥⑦⑧⑨⑩

1)本授業のテーマと目的

・経営史を学ぶ意義は、現代の企業経営に対する気付きを得ることである。

・本授業では、日本の紡績業を取り上げ、国際経営に対する気付きを紹介する。また、現代の企業(トヨタ)における整合性を検証する。

2)日本企業のグローバリゼーション

・日本のグローバル化は1913年ごろの紡績業が最初だった。

・本講義で取り上げる鐘紡は、当時、製造業で世界191位、天然繊維産業で世界5位(天然繊維産業)の国際企業であり、当時の経緯から学ぶことが多いと思われる。

・鐘紡が国際競争力を高めていったプロセスは以下の3段階。
日本型経営(強み)の形成⇒海外輸出から現地生産へシフト⇒海外(現地)経営の実践

・なぜ、鐘紡は比較的容易な「輸出」で留まらず、難易度の高い「現地生産」まで進化したのか?以下の理論により説明される。

・寡占的な経営資源の優位性(スティーブ・ハイマー):外国市場での不利な戦いを補ってくれる経営資源(技術や経営の仕組み)を持つことが海外進出の必要条件となる。

・多国籍化の3条件(ダニング):①所有優位/他社に対する優位性を持っていること、②取引コストの存在/海外取引では評価されない暗黙知的な価値の存在、③立地

・プロダクトライフサイクル(レイモンド・バーン):市場成長に伴い拠点が地理的に移動する。

・多国籍企業の経営観:①Domestic Firms with Foreign(国内で成功した手法を海外へ持ち込む)、②国内事業と海外事業は違う(例:インターナショナル人事管理)、③国内事業と海外事業の統合=グローバル企業化

3)経営史:経営史は過去の事実の積み上げである。結末が分かっておりストーリーが完結した企業を選ぶことが多い。30年前くらいのケースは情報が集まり易い(データ保管性、秘匿性の観点)。教授の研究スタイルは、いくつかの成功した国際企業を類型化し、共通的に言える本質を導き出すというものである。

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つづく

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