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M&Msは一粒で二度美味しい?の巻

本日は6度目の結婚記念日です!いつも陰で支えてくれている「愛する妻」への感謝の意味も込めて、今晩は近所の美味しいフレンチを食べに行きたいと思います!さてさて、下記は227()の講義報告のつづきです。

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土曜1~5限:M&A戦略応用研究①②③④⑤

2)「企業価値創造と成長のためのM&A戦略とNPV分析」に関する講義があった。主な内容は下記の通り。(つづき)

M&Aの失敗例:①収益性の問題、②コーポレート・ガバナンスの問題(経営理念の不一致・従業員の反発)、③期待されたシナジー効果の欠如、④偶発債務の発生(訴訟・係争事件の発生・税金債務の発生)

M&Aに失敗したらどうするか:また、売却すればいい。⇒①戦略を夢見ることができ、②例え戦略が実現できなくても回収ができる(M&Aは一粒で二度美味しい)

・買収形態:「資産買収」と「株式買収」がある。⇒90%が「株式買収」である!

・正のシナジー:①事業シナジー(機能補充・重複機能合理化・規模の利益)、②財務シナジー、③マネジメントシナジー

・負のシナジー:①支配権移動による契約の消滅、②顧客・サプライヤーとの取引停止、③キーとなる従業員の退職・モラルダウン⇒M&A直後は業績が必ず下がる。なぜか?効率が下がり、顧客が逃げ、従業員のモチベーションが下がるから。

・売り手にも買い手にもメリットのあるウィンウィンのM&Aを目指す!(GCA

参考情報

・プラザ合意:1985922日、G5により発表された、為替レート安定化に関する合意。呼び名は会場となった米国ニューヨーク市のプラザホテルにちなむ。

・イセファーム:1980年代、米国東海岸の養鶏場のM&Aを繰り返し行った。⇒結果、ニューヨークの鶏卵市場で65%のシェアを獲得!(戦略的M&Aの事例)

・エンロン事件:エンロンは米国テキサス州ヒューストンに存在した総合エネルギー取引とITビジネスを行う企業。2000年度年間売上高1,110億ドル、2001年の社員数21,000名という、全米でも有数の大企業であった。しかし、巨額の不正経理・不正取引が明るみに出て、200112月に破綻に追い込まれた。破綻時の負債総額は諸説あるが少なくとも310億ドル、簿外債務を含めると400億ドルを超えていたのではないかとも言われている。

3)「基本合意書の役割と交渉戦術」に関する講義があった。主な内容は下記の通り。

・基本合意書:買収側と売却側による基本的事項の確認⇒基本合意書は法的拘束力がない。(婚約に近い)

・基本合意書のインパクト:基本合意発表により、M&Aは実行されることが期待されるため、買収・売却の双方に株主からの期待が重くのしかかる。

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つづく

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