最近のトラックバック

カテゴリー

« おっさん大学院生です!の巻 | トップページ | ファイナンスのセンスZERO?の巻 »

はて?どこを買うたろか?の巻

今週は修論を小休止して、M&A戦略のレポートを書いています。いやあ...正直、修論より断然面白いですね!(実務に近い方が面白い!)さて、下記は36()の講義報告のつづきです。

-------------------------------------------------

土曜1~5限:M&A戦略応用研究⑥⑦⑧⑨⑩

3)「買収価格算定のための企業価値評価の手法と実務」に関する講義があった。主な内容は下記の通り。

・企業価値評価において重要な3つの視点:①いくらで買うか?、②いくらで買ったか?(成立した金額は?)、③買った値段は適正か?⇒キーワードはシナジー(相乗効果)/NPV(=シナジー価値-プレミアム)>0であることを確認する!

・正のシナジー:①事業シナジー(機能補充・クロスセリング・重複機能合理化・規模の利益/事業シナジーには、レベニューシナジーとコストシナジーがある!)、②財務シナジー(例えば、資金調達コスト低い会社が高い会社買収するなど)、③マネジメントシナジー(例えば、優秀なマネジメントチームによる経営改善など/ただし、なかなか定量化できない!)

・負のシナジー:①支配権移動による契約の消滅、②顧客・サプライヤーとの取引停止、③キーとなる従業員の退職・モラルダウン

・いくらで買うのか?:市場価格(FMVFair Market Value/実際に成立するであろう価額)を客観的に算定する必要がある!

・買収価格の概算:①EBITDA×約510倍、②売上高の約0.51.0倍(メーカーの場合)

・事業価値評価における3つのアプローチ:①コストアプローチ(時価純資産法)、②マーケットアプローチ(市場株価法・株価倍率法・買収事例倍率法)、③インカムアプローチ(DCF法・CME法・APV法)

・時価純資産法=純資産簿価+含み損益

・株価倍率方式:買収ターゲットの類似企業(上場企業)の株価(時価総額)と財務指標の比率(株価倍率)と買収ターゲットの財務指標から買収価格を算定する。

DCF方式:収益基準としては、DCF方式が最も代表的な評価手法である。DCF方式では、将来の損益計画に基づいて各期のフリーキャッシュフローを予想し、これらを一定の割引率で割引いた現在価値と、損益計画の最終年度における残存価値の現在価値を合計することにより、総資本価値(株主資本価値)を算出する。これから有利子負債等を控除することにより、株主資本価値を算出する。

・フリーキャッシュフロー=EBIT-法人税等+減価償却額-資本的支出±運転資本の増減

-------------------------------------------------

つづく

« おっさん大学院生です!の巻 | トップページ | ファイナンスのセンスZERO?の巻 »

リコヤンとM&A戦略」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1179561/33697497

この記事へのトラックバック一覧です: はて?どこを買うたろか?の巻:

« おっさん大学院生です!の巻 | トップページ | ファイナンスのセンスZERO?の巻 »

2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ