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シミッチョロの戦略マネジメント⑧の巻

一応、先行研究の再々積み上げが完了しました。たかが56枚が全然仕上がらず、何週間も足踏みしましたが、なんとか積み上げることができました。(どうせ、また戻ってくると思いますが)今回痛烈に感じたこと。「私って研究者としての才能ゼロ?」地道な作業って本当に苦手です。あと89日間で少しでも克服したいと思っているのですが...どうなることやら。さてさて、今回は「戦略マネジメント」の講義報告です。

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金曜5~6限:戦略マネジメント⑤⑥

5)電卓戦争

・ノートパソコンサイズで持ち運び可能な9800円の電卓“カシオミニ”の発売を契機に、50社以上の企業が小型化と機能向上、低価格化を競い合った。

・最終的に、勝ち残ったのはカシオとシャープの二社。松下電器や日立といった資金力も技術力もある企業が何故負けたのか。企業の予算制度が一因と考えられる。

・当時、3ヶ月に一度の頻度で電卓の新商品が発売される状況にあり、一般的な企業は年に4回も予算を組むことが出来ず開発競争に追従できなかった。シャープは社長直轄の緊急プロジェクト制度(緊プロ)で予算を自由に使うことが出来たし、オーナー企業のカシオはトップ判断で柔軟な投資決心が可能であった。この事例において、技術力に原因を求めると、本質を見誤ってしまう。このような事例において、ビジネスシステム分析が有用である。

6)ビジネスシステム分析とは?

・横軸に、企業の活動プロセス(例:バリューチェーン)を書き、縦軸に、分析したい特性を記入する。縦軸の例としては、発生コストやKBFなど挙げられるが、何を分析したいかによって自由に決めて良い。

7)デル・コンピュータ

ビジネスシステム分析を用いて、デル・コンピュータの競争優位性を検証する。

<特徴の整理>

①法人顧客に絞っている

②ミドル~ハイエンドのPCに絞っている:エントリーモデルをやると、初心者の初歩的な質問でカスタマーサービスがパンクしてしまう。

③直販のみである:販売チャネルが無いので中間マージン不要である。

④受注生産である:競合他社は見込み生産をするため、数ヶ月の在庫を持つ。デルは在庫が無いために、常にその時点で最もコストパフォーマンスに優れた半導体部品を使うことが可能。よって、数ヶ月分だけ価格下落した部品が買えるわけである。この受注生産を支えているのは、ストラテジーパートナーと呼ばれるサプライヤである。

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つづく

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