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【番外編】稟議制度は善か?悪か?の巻

今回も高橋伸夫著「組織力-宿す、紡ぐ、磨く、繋ぐ」の中で、特に印象に残った内容を下記に列挙し、考察を述べたいと思います。

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1章:組織力を宿す-組織の合理性(つづき)

・(高橋)組織にはもう一つ別の機能がある。それが「勢いをつける」という機能である。⇒(リコヤン)集団形成による「勢い」のことですね。

・(高橋)もっとも、これは「赤信号、みんなで渡れば怖くない」みたいな現象を引き起こすので、良い意味での「機能」なのかどうかは疑わしいかもしれない。⇒(リコヤン)高橋先生は、いつもリスキーにばかりシフトするわけではなく、時には逆に慎重にシフトすることまであると言っていますね。なるほど。

・(高橋)決定した後、スムーズに実行ができるためには、必ずしも「経済的に」最適な選択肢である必要はないし、もっといえば、決定内容自体よりは、みんなの合意・賛同・納得を得られるような決め方の方が、スムーズな実行のためには決定的に重要になるのである。⇒(リコヤン)これはちょっと衝撃でした。会社で我々は、管理技術を普及する部門として「科学的意思決定法」を教えています。これって「客観的な視点で最適解を選択する方法」と言えるのですが、そんなことを教えるよりも、「どうやったらみんなの合意を取りやすいのか?」とか「どのようなプロセスで賛同を得たらいいのか?」を教えた方がいいということでしょうか。でも、たしかに一理あるような気がします。

・(高橋)こうして、多くの日本の経営学者は、企業の近代化につれて、稟議制度はやがて発展解消し、廃止される運命にあると考えていた。ところが、である。すでにお気づきのように、実際、半世紀たった21世紀でも、日本企業の稟議制度は健在である。それどころか、いまや稟議書を電子化した企業まで現れ、稟議書がコンピューター時代にも生き残ることは確実な情勢になっている。こうなると、稟議制度は優れた意思決定方式だからこそ生き延びてきたと理解するのが、まともな考えというものであろう。⇒(リコヤン)私は日本の稟議制度は「悪」だと思っていました。なぜなら、稟議精度が「日本企業の意思決定の遅さ」や「当たり前の結論にしか辿り着かない」ことの象徴だと思っていたからです。しかし、高橋先生はそうではないと言っています。それは一体なぜでしょうか?

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つづく

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