居眠り王のネゴシエーション⑦の巻
いやあ、コエンザイムって効きますね!(笑)今日は午前中:日本PE協会の打合せ、午後はプロジェクトマネジメント関連のシンポジウムに参加してきます!久々にK井先生の講話が聴けるので超楽しみです!
さて、今回も「ネゴシエーション」の講義報告です。
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金曜5~6限:ネゴシエーション⑤⑥
5)よりよい基準
・取引コスト:お金だけではなく、時間、ストレス、エネルギー、機会など
・解決の満足度:次にも関係が維持できる(借りをつくっておく)術を使うなど
・当事者の関係性:社内や顧客に対する自分のレピュテーションを継続させるために、仲直りをしたり、誤ることで感情が和らぐようにしたりする。つまり、コミュニケーションを円滑にする。
・紛争の再発予防:誰も、2度とコンフリクトがないようにしたい。
6)ネゴシエーションを発揮する役割
・第三者的視点と解決行動
・パーソナリティ
・マネージャの役割:「人間関係の役割 看板(肩書き)・リーダー・リエゾン(横・外とつなぐ)」「情報関係の役割 モニター(組織内外とも)・周知伝達(上から下に伝える)・スポークスマン(自分から発信する)」「意志決定役割 起業家(アイデアをかたちにする)・障害処理・資源配分・交渉人(説得する・妥協点を探す)」
7)話し合う仕組み(技術)作り
・現在どのような手続きが使われているか?:脅しか?協力的か?その両方か?どう組み合わせるか?
・なぜ、その手続きが使われているか?:「利益中心に」「交渉へのループバックを整備」「低コストの権利型、利益型バックアップ」「事前協議と事後フィードバック」「コスト順に手続きを配置」「必要な動機付け、技術・資源の提供」
8)Going to Yes(Fisher & Ury著)の4原則
・人と問題を切り離せ:原則に則って判断するべき。
・立場でなく利害を焦点に置け:氷山の全体像を見つけなければならない。
・双方に利益になる選択肢を作り出せ。
・客観的基準を共有せよ。
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いやあ、非常に面白い内容ですね。I本さん、最終講義のサマリーもよろしくお願いしまーす
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