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問いは何か?の巻

下記は4月18日(月)の定性的方法論研究の講義サマリーです。今回の講師はK林先生でした。
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月曜5限:定性的方法論研究②
1)「研究論文とは何か」の講義があった。主な内容は下記の通り。
 ・論理とは何か?それは「なぜを考えること」である。
 ・定理の証明を思いつくプロセスはきわめてさまざまな試みから成る。そうして岩登りをするかのようにしてよじ登った、その後で、次に来る人たちのためにハシゴをかける。それが論理である。(論理と思考は異なる)
 ・研究論文では、知識や現象の羅列だけではなく、その背後にある論理を精確に記述する必要がある。
 ・主張には必ずそれに対応した問いがある。(これを導き出すのが非常に難しく、かつ最も重要な作業といえる)
 ・議論は一つの構造を持ち、流れを持つ。そしてそのためには、主張の背後にある問いが連関し合っていなければならない。つまり、一つの問いに対する答えが次の問いを誘発するという仕掛けが、議論のなかに仕組まれていなければならない。
 ・反論とは何か?それは「相手の見解をよりよく理解するために批判すること」である。
 ・相手がその主張に対して根拠を挙げて議論を組み立てているからこそ、その議論の組み立てが適切であるかどうかを批判できる。
 ・反論の仕方:「その根拠は確かか?」「根拠から結論への導出に飛躍はないか?」「隠れた前提は何か?」「不整合は無いか?」「全体の説得力はどれほどか?」
 ・議論のすみ分け:論理的なパワーと鋭さを身につけたうえで、それを議論の場に応じて最も適切なかたちで発揮することが重要となる。
 ・よい研究のための最も重要なことは「イイタイコトを必ず1つだけにとどめておくこと」である。
2)次回のテーマは「社会研究方法の基礎」、担当はテクノロジーマネジメントのH先生。
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先週末の研究会でのアドバイスと重なる点が多かったからか、内容的にスッと入ってきました。これらの点をもとに、再度MBA論文を見直してみたいと思っています。

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コメント

K林先生の講義サマリーありがとうございます! K林先生の講義を一度は受けてみたいとずっと思ってるのですが・・。他にも担当してらっしゃる講義、あるんでしょうか?

R-ponnさん、コメントありがとうございます。(初コメントですよね!)
K林先生の授業はないと思います。なんつねさんに頼んで、1~2度勉強会を開催していただくのが良いかもしれません。(ムチャぶり?(笑))

よし、なんつねさん、ですね!そう言えば、PhDCafeのリーダーもなんつねさんが引き受けられたんでしたっけね・・・。

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