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当事者の視点で見るって本当に可能なのか?の巻

さて、下記は5月9日(月)の定性的方法論研究の講義サマリーです。今回の講師も経営組織のM嶋先生でした。
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月曜5限:定性的方法論研究⑤
1)「解釈主義的パースペクティブ」の講義があった。主な内容は下記の通り。
・解釈主義の社会:人によって異なった解釈がなされることを前提に社会は構成されている。
・解釈主義の特徴:「当事者の視点で見てみる」「文化をつくっている集団の中に入る」⇒ただし、これって本当に可能なのか?(根本的な疑問)
・解釈主義では「めくばせ」の意味を明らかにするだけでは不十分である。なぜ「めくばせ」と解釈したのかの根拠を徹底的に書く必要がある。そして、「めくばせ」というコードを利用することによって可能になった「多様な行為」を明らかにする必要がある。
・解釈主義の意義:何の意義を持っているかを問わなければならない意義を持っている。
・解釈主義では、当事者の視点に近づくこと、つまり当事者を理解することが重要だとされているが、それだけでは十分とはいえない。当事者の視点に近づくことに加え、理論的に解釈することが重要といえる。
・エスノグラフィーの有名な研究:佐藤郁哉著『暴走族のエスノグラフィー モードの叛乱と文化の呪縛』
2)次回のテーマは「構造主義的パースペクティブ」、講師は環境経営のH口先生。
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この辺りの「哲学的な話」は本当に難しいです。かなり苦手な分野。正直、授業の内容は半分も理解できませんでした...ただ「人が解釈することを、我々が解釈すること自体に少し無理がある。だから、我々は解釈を重ねるしかない。」というギアーツの言葉だけは、なぜか強く印象に残りました。

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