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パン、パパパパン!~日次決算ハイッテル?の巻

さて、下記は6月27日(月)の定性的方法論研究の講義サマリーです。今回の講師もマネジメント・コントロールのM矢先生でした。
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月曜5限:定性的方法論研究⑫
1)「アクションリサーチ2」の講義があった。主な内容は下記の通り。
・数年前、神戸のパン屋D社に日次決算を導入する際に、アクションリサーチを実施し、組織行動への影響を観察した。(M矢先生)
・従来の月次サイクルの管理会計は意思決定に有益な情報をタイムリーに提供できないという問題があった。その対応策としては「非財務指標の代替的・補完的利用」や「管理会計の短サイクル化」と大きく2つある。中でも「管理会計の短サイクル化」についてはアメーバ経営という事例があるが、研究蓄積は比較的少ない。従って、このテーマについてD社の事例を用いて研究を行った。
・プロジェクト概要:期間は10ヶ月。社長の承認のもと、参加を希望した1つの地区の8つの店舗(路面店2+インストア6)に日次決算と業務日誌を導入。毎週、地区総括部長、導入店店長、本社管理スタッフとともに各店の前週実績および取組について3時間程度の勉強会的ミーティングを実施。
・結果:「導入に伴う追加作業の発生」「意思決定のスピードアップ」「ミクロの視点のマネジメントの実現」「経営者意識の醸成」「コミュニケーションの活発化」が確認された。(ただし、シングルケーススタディなので一般化が困難)
・論文執筆においては、研究者の主観的判断を避けるために、日誌の記述や、第三者のメモを極力利用した。
・日次決算の導入を適切に評価するには、もっと長期に研究すべきだったかも。
・誰が運用指導しても、同様の結果が得られたかどうかについては...
・実際には、論文に書いてある以外にも様々な取組みを行った。従って、上記結果が日次決算の導入成果と結論付けることができるのかについては...
2)次回のテーマは「最終レポートとその説明」、講師はマーケティングのK木K先生。
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このD社の研究は非常に面白かったです。いろいろ感じたことはありましたが、改善を促すための「介入」と研究の「外部妥当性(客観性)」の担保のバランスが難しいというM矢先生の言葉が非常に印象的でした。

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