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継母(代理指導教官)との生活スタート!の巻

そういえば少し前になりますが、アメリカへ旅立ってしまった指導教官K原先生の代わりに私の面倒を見て下さることになったM矢先生と今後の進め方について打合せしてきました。下記は主な打合せ内容です。
A.研究の進め方
①基本的には今まで通り、K原先生と相談しながら研究を進める方向でOK!もちろん、研究の進め方の相談相手にもなるし、日本側の手続きの代行も行う。(定例打合せの場は特に設けないので、必要があれば随時連絡して欲しい)
②リサーチデザインの深度化に行き詰まったら、インタビューに行くというのも手である。例えば、鉄道事業者。あとJVや共同研究なども参考になるかも。
③アウトプットが欲しいのであれば、レビュー論文の小ピースを作っていくという手もある。
④重要な論文は何本か全和訳してみるとよい。無駄な文章がないことがわかり、論文作成のよい勉強になる。
⑤英語に抵抗が無いのであれば、来年以降にアジアの学会で発表することも検討したらいい。
⑥機会があれば、戦略や製品開発の先生の意見を聞きにいってもらって構わない。
B.研究の内容
①太いテーマとしては「競争と協調」といえる。
②民間の鉄道事業者は、共同設計をやりたいと思っているのか?
③なぜ鉄道車両開発をリサーチサイトに選んだのか?をもう少し明確にしたい。
④なぜ鉄道車両メーカーに注目するのか?その意義をもう少しに明確にしたい。自動車の研究であれば、トヨタ抜きでは語れない。鉄道車両開発の場合、鉄道事業者抜きの方がよく見ることができる、とはたして言えるのか?
⑤なぜ三菱電機や東芝といった重電メーカーは研究対象から外したのか?
⑥競合メーカー同士、お互いが製造しやすいようにリクエストしあう仕組みとは何か?
⑦MBA論文では、なぜ「情報処理の効率化」と「情報の質」という切り口で分析したのか?この2×2の選び方は重要。良い論文はこの選択の筋がいい。
⑧本当に信頼の研究をしたいのか?個人的には、あまりお奨めはしない。なぜなら、信頼は何にでも使える便利な概念ではあるが、逆に言うと何も答えが出ない危険性もあるから。

(参考)8月24日付けM矢先生からのメール
・社会人院生の場合、得てして、実務上の関心から研究関心が導出されます。
・しかしながら、もし既存の理論で解決できることであれば、ローカルな現象についていちいち研究を行う必要はありません。(万有引力の法則があれば、物が下から上に上がる場所=反例が見つからない限り、世界中の場所で、物が上から下に落ちることを証明してまわる必要はありません。)
・言いたいのは、理論という、反復性・一般性のある極めて使い勝手のいいもので、果たして、リコヤンさんが取り組もうとしている現象が説明がつかないことを示しながら、論を展開する必要があります。
・K原さんの指導を受けているので、どうもそこはしっかりやられているような気もしますが、そういう確認を明日、一緒にできればと思っています。
・それから、ロジックの組み立て方の好例としていつも引き合いに出すのは、K原さんの本「品質コストの管理会計」の第1章です。この章の妙味というのか、つかんでもらうことが一番の勉強だと思っています。
・論文をコンテンツではなく、構造として読むことは重要なので、もしこれまでそういう目でこれを読んでこられていなかったら、一度、この一章がどういう作りになっているか、目を通しておいてください。ここをつかんでもらっていたら、目指すべきゴールのイメージを共有でき、明日のミーティングが有意義なものになると思います。

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