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アカデミック分野は5年ぐらい先を考えている!の巻

さて、下記は国立N大学大学院の「製品開発マネジメント」の講義サマリーです。
実は昨年2月ごろに本講義の存在を知って、担当教授に受講を熱望したところ、「Welcome!」の返事をいただきましたので、受講してきました。今回のテーマは「トヨタの商品企画」、講師はトヨタの商品企画部の方でした。
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水曜5限:製品開発マネジメント①
1)商品企画の概要
・トヨタの商品企画:約50人で約100車種を見ている。
・商品企画部の英訳:Product Management Division→Planningではない!Managementである!
・商品企画の役割:①商品を軸に経営を考える、②社内コーディネーター
・企画案は役員クラス約20名によって審議される。最終決定は副社長クラス。
・企画に求められるもの:「タイミングを逸すれば、いくら良い商品をつくってもダメ」「ルーティンワークでは企画はまわらない」
・トヨタでいうコンセプト:キャッチフレーズ、ターゲットユーザー、セリングポイント、価格/販売台数など
2)商品企画プロセス
・プロセス:①定量手法+定性手法→②コンセプト仮説→③現地調査検証→④コンセプトFIX
・定量手法:顧客ニーズの収集(例:アンケート調査、コレスポンデンスマップ、クラスター分析など)
・定性手法:SAKIYOMI活動(例:有識者インタビューなどでヒントを得ながら先のことを考える)→アカデミック分野は5年ぐらい先を考えているので、積極的にこの分野の話を聴くようにしている!
・現地調査検証:ユーザーお宅訪問+インタビュー(フォーカスグループなど)、フィールドサーベイ(実走行調査など)
・企画は本当に難しい。市場で思い通りの結果になるとは限らない。(っていうか、思い通りにはならないことの方が多い)→なぜなら、企画から発売までの時間がかかるから。(4年以上)
3)現状の課題
・消費者は自分では何が欲しいか分からない(消費者を観察し、消費者も気づいていないニーズを読み取れるようになりたい)
・人間には、ワニ、ネズミ、人、3つの脳がある(単一志向→多様化→個化→多面化へ)
・市場調査をした商品よりも、デザイナー発コンセプトラインの方が売れる(今後は世界が認め、求めるJ-originalityの発信が必要ではないか)
・企画とは、自分が面白いと思った記憶を思い出す作業である(常に自分が面白いと思うものを蓄積しておく必要がある)
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実はシミッチョロさんを誘って一緒に受講してきたのですが、講演者の方がシミッチョロさんの高校時代の同級生だったことが判明。これが一番ビックリしました(笑)ちなみに本講義は計7回。今後も可能な限り出席したいと思っています!

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