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現在の日本企業は当時の欧米企業になっていないか?の巻

この1週間ぐらいは、アウトソーシングの先行研究を読みながら、「この研究は自分の研究とどう関係するのか?」ばかり考えています。しかし、進まん...

そんな中、改めてハメル・プラハラッド・ドーズ(1989)「Collaborate with Your Competitors - and Win」を読み返しました。この論文、1980年代後半の日本企業躍進のポイントは、「日本企業が戦略的提携を通して欧米企業のスキルを盗んだ点にある」という内容です。

ハメル・プラハラッド・ドーズ(1989)は、「提携は、当事者の一方が研究熱心であり、他方がこれをかわすことに懸命な場合、すなわち本質的に、一方が他方を学習する場合、最も円滑に進むようだ」と述べています。そして、欧米企業が投資を控えようとして提携したのに対し、日本企業は欧米企業のスキルを学ぶために提携した点を指摘し、「欧米企業の多くは近視眼的に提携に走り、学習を怠った」と結論づけています。

当時、韓国企業と日本企業はお互いに手の内を見せようとしなかったため、あまり提携がうまくいかなかったと述べています。しかし、今後はどうでしょう?

「現在の日本企業は近視眼的になっていないか?」「現在の日本企業は当時の欧米企業になっていないか?」

非常に考えさせられる内容の論文でした。

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