利益なき成長戦略で本当にいいのか?の巻
いやあ、もうすぐ3月も終わりですね!
さて、ゼネを受講する前に、M品先生の最新の考え方を理解しようと思い、『どうする?日本企業』を再度レビューしました。改めて感じた点は下記の通りです。
・「利益なき成長戦略」で本当にいいのか?
・マーケティングなきイノベーションを進めていないか?
・パフォーマンス・クオリティ向上を狙うのか?コンフォーマンス・クオリティ向上を狙うのか?
・「新興国に打って出る」という考えは良いが、新興国側からの視点が抜けていないか?
この本を読んで改めて感じた点が2つあります。1点目は、今後事業によっては韓国企業や中国企業に歯が立たないことが予想される点です。であれば、「今のうちに叩いておく」という考え方もありますが、韓国企業や中国企業が儲かるほど、日本企業も儲かる仕掛けを考える方が賢いかもしれません。2点目は、経営者育成プロセスの点です。現在の経営者は「課長→部長→理事→執行役員...」とエスカレーター式に上がっていくケースが多いと思うのですが、「新規事業立ち上げ→不採算事業の立て直し→成功した者の中から経営者を選択」といった「経営者育成のステップ」をもう少し明確にしてもいいのではないかと思います。
いずれにせよ、上記の気づきをもう少し熟考した上で、「ゼネ」を受講したいと思っています。
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