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好きな言葉は「知行合一」!の巻

先日、大学主催のシンポジウムでコマツ坂根会長の講演を聴いてきました。今までいろいろな人の講演を聴いてきましたが、ベスト3に入る迫力、そして面白さでした。

印象的だった内容を下記に記します。(詳しくは坂根正弘著『ダントツ経営』を参照下さい)

0.はじめに
 ・好きな言葉は「知行合一」。「本当の知は実践を伴わなければならない」という意味。
 ・昔、建機業界全体が価格競争に陥ったことがあった。それは業界リーダーであるコマツの責任。それ以降、コマツは毎年2%の価格アップを試みている。
1.構造改革への取り組み
 ・買収を検討する時は「どちらがオーナーになった方が事業が発展するのか?」という1点のみを考える。
2.日本企業の強みと弱み
 ・日本企業の強みは「連携の強さ」と「継続的なきめ細かさ」にある。
 ・一方、日本企業の弱みとしては「経営層レベルの連携力」「一社単独での海外進出の困難さ」「行政コストや管理業務のコスト高」「部分最適に≠全体最適」が挙げられる。
3.ダントツ商品で強みを磨く
 ・ダントツ:「最初に負けてもいいところを決めて、合意を得る」「その部分の原価を下げる」「下げた分を強みに振り分ける」「3年は追いつけない強みをつくる」
4.代を重ねるごとに強くなる
 ・代を重ねるごとに強くなる会社を目指している。そのためには「共有すべき価値観を磨くこと」が一番重要。
 ・コマツにとってブランディングとは「コマツでないと困る度合いを高め、パートナーとして選ばれ続ける存在となること」を表す。
 ・コマツウェイ:「取締役会を活性化する」「全ステークホルダーとのコミュニケーションを率先垂範」「ビジネス社会のルールを順守する」「決してリスクを先送りしない」「常に後継者育成を考える」
 ・世界競争のためには、弱みを気にしても仕方ない。強みを磨くことこそが重要。攻撃は最大の防御なり。
5.傍観者ではなく当事者になろう
 ・物事の本質を見抜くため、人より1桁変えて考えるようにしている。つまり、3年先の場合は30年先を考える。
 ・日本は先進国の中で都市化率が一番低い。原因は東京一極集中。これは投資効率が悪い。これが日本の本質的な問題である。

以上

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