最近のトラックバック

カテゴリー

« 素晴らしいレポート、あーざっすぅ~♪の巻 | トップページ | MBAおじさんのマーケティング⑦の巻 »

MBAおじさんのマーケティング⑥の巻

今回は「マーケティング応用研究」の講義サマリーです。
私は出席していないのですが、会社の大・大・大先輩で現在M1の「MBAおじさん」がサマリーを纏めてくれました。
「MBAおじさん」さん、ありがとうございました!
-------------------------------------------------
土曜3~5限:マーケティング応用研究⑦⑧⑨
◎BtoB企業の経営課題 慶應義塾大学 Y田教授
テーマ:日本企業に求められるマーケティングの考え方
1.日本企業の経営課題
 1)学び:まず「日本企業の成長を、技術に過剰にゆだねてよいのか」という疑問から考える必要がある。ドラッカーが言うようにイノベーションだけでは企業は成長できない。企業の成長はバランスがとられていなければいけない。要素技術は一度断絶すると途絶える。
 2)気づき:技術過剰からの脱却とマーケティング戦略力の獲得が大切であることに改めて気づかされた。これこそ私がMBAコースで学ぼうと志願した根底に通じるものである。私の勤務するメーカーをはじめとし、日本の製造業は低迷を続けている。それをなんとかしなかればならないという思いを持つ人々はいるが、多くが「兎に角技術である」という考えにとらわれてしまっている様感じる。もちろん技術の伝承は大事であるが、どの様な戦略を取り、どこに進むのか、マネジメントと技術の両輪がなければ製造業の明日はないと感じている。そのことをドラッカーの名言を参照しながら冒頭にお話頂けたことは大変共感を持てた。
 3)学び:日本企業の売上高営業利益率は右肩下がりになっている。かつ、その中でも金属製品製造業や生産用機械製造などは更に状況が悪い。しかし日米欧メーカーで利益率を比較したとき、日本の企業は1桁だが、欧米では10%以上になる。日本でもオンリーワン技術があり優れた企業があるが、それでも利益率はわずか5%程度しか出せていない。世界を席巻するような技術を持つ日本企業はまだまだある。特許取得も日本では優位性を保っている。技術、パテントの蓄積もある。しかし、利益が上がっていない。
 4)気づき:MBAクラスの他業種の方々と話すとき、利益率の標準値に関してそれぞれに大きな違いがあることを感じていたが、講義をお聞きして再度国際的な見地で企業業績をとらえなければいけないことに改めて気づいた。私の企業が属する業界の利益率平均を基準として満足していては駄目で、広く世界のライバルとの比較をしなければ本当の国際競争力はつかない。
 5)学び:クラウド参入企業の時価総額を比較すると、日本企業の売上は欧米企業と拮抗していることがわかるが、時価総額が全く違う。欧米の時価総額が大きい企業が、日本の安い小さな企業を買収している。利益を軽視すると、買収される状態に陥ることを忘れてはならない。
 6)気づき:企業の時価総額に関しても常に意識を向けなければいけないことに気づかされた。為替の状況が変化し、日本企業の相対的時価総額が国際的に下がったとき、買収されるリスクが増す。上述の技術とマーケティング戦略の両輪を使い、企業価値を維持する必要がある。
 7)学び:日本のおよそ7割がBtoBの取引である。しかし、日本のB2B企業のマーケティングは世界に比べて『2周遅れ』である。例えば日本企業のプライシングは大変弱い。多くの日本企業でのプライシングは、原価計算をベースにしたものである。しかし、顧客がいくらで買うかの『WTP』を考えてプライシングできていない。プライシングを自社で組み立てられなくなったらビジネスはできない。「安い」商品をうたっている吉野家は「コスト競争をする」と企業理念をつくっているわけで、これでは成長する企業として成り立たない。
 8)気づき:自らプライシングできない様ではビジネスとして駄目、というY田先生の言葉は至極当然のことであるが、自らも含めこの基本的な真実を認識せずにビジネスを行っているBtoB企業が多いことに気づかされたことは衝撃的である。当社のビジネスの多くは入札を経て受注を獲得する必要がある。他社と価格以外で差別化を図り競争優位性を保つことが難しい、と思い込んでいるが、その意識にはまりこんでいてはビジネスを拡大することはもちろん、目の前の商売も立ち行かなくなってしまうことに改めて気づかされた。BtoBだから、受注産業だから、過当競争だから、と言い訳をせず、プライシングができる戦略を正しくとり、本来あるべきビジネスモデルを求めなければいけないと感じる。(そのためにMBAで学びを深めていかなければならない)
-------------------------------------------------
つづく

« 素晴らしいレポート、あーざっすぅ~♪の巻 | トップページ | MBAおじさんのマーケティング⑦の巻 »

リコヤン(MBAおじさん)とマーケティング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: MBAおじさんのマーケティング⑥の巻:

» ★【日給60万円】・・更に【日給225万円】達成! [大金獲得ビジネス]
「大金」への最短の道!貴方も余暇を利用して「大金」を稼ぎませんか? 老若男女すべての皆様、「大金」を掴む事が出来ます! 【日給60万円】達成者出ました!更に・・【日給225万円】達成者出ました! [続きを読む]

« 素晴らしいレポート、あーざっすぅ~♪の巻 | トップページ | MBAおじさんのマーケティング⑦の巻 »

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ