最近のトラックバック

カテゴリー

« MBAおじさんのマーケティング④の巻 | トップページ | 素晴らしいレポート、あーざっすぅ~♪の巻 »

MBAおじさんのマーケティング⑤の巻

昨日&今日と真冬のような寒さですね...って、もう冬ですがさてさて、下記は先週の「マーケティング応用研究」のつづきです。
-------------------------------------------------
土曜3~5限:マーケティング応用研究④⑤⑥
◎ストーリーとしての競争戦略:優れた戦略の条件 一橋大学 K木教授
 1)学び:ストーリーをつくり、ストーリーを語ることが経営者には必要である。
  ①戦略は「組み合わせ」ではなく「順列」で考える。ピッチャーの攻め方として、球種の繰り出す順番がポイントである理屈と同じ。
  ②構成要素のつながりの理解がないまま個別の「ベスト・プラクティス」を取り入れ、事後的にストーリーを再構築しようとすると、本来やるべきことがわからずに戦略展開を行う過ちをしてしまう。フォードはトヨタのまねをしてJITを入れたが、ITを入れすぎた。
  ③ストーリーを作り出しているのは「個人」である。戦略ストーリーの要諦は「分業と分析」。自分で戦略をつくるとき「なぜ分析をするのか?」を問う。単純に強みと弱みを並べたところから戦略を作り出すことは意味がない。つまり「SWOTTER」になってはいけない。
  ④戦略ストーリーとはシンセシス(綜合)であり、ある特定の部署が企業のなかで戦略を担っているのではない。経営人材は商売全体丸ごとを動かし成果を出すもの。
 2)気づき:16年間の米国駐在を通じ、欧米企業の一流のマネージャは「ストーリー」を語る能力を持っている、と私は考える様になった。米人同僚に「自分はストーリーテラーになりたい。」と私が半ば冗談まじりで話すことがあったが、大変ウケがよかったことを覚えている。おそらく、欧米人にはストーリーを大切にすることが身にしみてわかっているのではないかと感じる。その源泉は子供のころからディベートをすることが多い環境があるのだろう。ただ、楠木先生がおっしゃったように、ディベートはテクニックなのであり、それにこだわっては本末転倒であるので、その点には気をつける必要があると気づいた。
 3)学び:企業の人材における「センス」と「スキル」について意味の違いをよく理解して区別することが必要である。経営者にはセンスが必要。
  ①担当者に必要な「スキル」は、専門分野や標準的な能力。しかし、経営者には、商売全体を丸ごと動かす「センス」が必要だが、育てられない。スキルへの傾斜が問題。「これからはxxのスキルが必要」というのはおかしい。センスとスキルは違う。
  ②だからセンスを見極める。経営は、100人に1人のセンスを持っている人をみつけること。センスは「他動詞」ではなく、「自動詞」。経営人材をどうやってつくるかは難しいが、会社のなかに土壌をつくること。
  ③センスを殺す悪循環:センスとスキルを区別しないと、スキルばかり注目され担当者が量産され、スキルの総合点が高い人が評価され、「代表取締役担当者」がでてくる。
 4)気づき:K木先生のお話をお聞きして振り返ってみると、自分の経験においてセンスとスキルを区別せずに組織運営や人材育成をしていることが確かに多いということがわかった。どちらも目に見えないことであるから、日常業務において自ら意識していなければ混同して間違いを起こすことになる。明確な意識付けをもっておくことが重要だということに気づいた。また、自分自身のことを考えたとき、センスを磨くことも意識する必要があると感じる。
-------------------------------------------------
いやあ、勉強になりますね。「MBAおじさん」さん、来週分も宜しくお願いします!

« MBAおじさんのマーケティング④の巻 | トップページ | 素晴らしいレポート、あーざっすぅ~♪の巻 »

リコヤン(MBAおじさん)とマーケティング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: MBAおじさんのマーケティング⑤の巻:

« MBAおじさんのマーケティング④の巻 | トップページ | 素晴らしいレポート、あーざっすぅ~♪の巻 »

2019年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ