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MBAおじさんの組織行動Ⅰ①の巻

昨日から3日間、会社のPM研修の講師業務です。そろそろ後継者を見つけナイト!
さてさて、下記は先月開催された「組織行動Ⅰ」の講義サマリーです。
私は出席していないのですが、会社の大・大・大先輩で現在M1の「MBAおじさん」がサマリーを纏めてくれました。「MBAおじさん」さん、ありがとうございました!
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土曜1~2限:組織行動Ⅰ①②
テーマ:モチベーションの理論と実践
 1)なぜ、モチベーションを考えなければいけないのか?『仕事の成果(パフォーマンス)』を高めるために『能力(A)』『モチベーション(M)』『機会(O)』の変数が影響するからである。
 2)『能力』とは最近コンピテンシーとして取り上げられているが、端的にいうと「賢さ」「頭のよさ」である。例えば語学力やスキルなど。
 3)『モチベーション』とは個人にある行動をとらせる源となる「内なる力」。内的なもの。「やる気」「意欲」「根気」「情熱:などと言い換えてよいもの。モチベーションを理解することは、自己を動機付けるために自分の心理状態を知ることと、他社を動機付けるために目標と報酬を使い分けること、の2つを理解することになる。
 4)人間は、「意識的に」または「無意識的に」、嘘をつく。モチベーションが上がっている状況だ、と人間は無意識的に虚勢をはるときがある。しかし、人間はモチベーションを上げ続けることは不可能。よって、自分でコントロールしてモチベーションを上げたり下げたりしておくことができる様にする必要がある。そのために必要なことは、「内観」をし、自己が何を感じているかに目を向けること。
 5)近年の研究ではモチベーションをとらえるには3つの観点からとらえるといわれる。
  ①強度(Intensity):どれほど懸命に努力するか。感情と関連する。
  ②方向性(Direction):何をするか、様々なものの中から選択する。認知と関連する。
  ③持続性(Persistence):どれほど永く続けられるか。報酬と関連する。
 6)『モチベーションの強度』とはある行動へと突き動かしていく内なる力がどれほど強いか。喚起される動機がどの程度の強度をもつか。例えば日韓戦での韓国チーム。強度を考えるとき、2つの動機を考える。(Higgins, 1997)この2つには強さに違いがある。回避動機の方が強い。
  ①接近動機:何らかの対象を欲し必要とするためにそれに接近する現象
  ②回避動機:何らかの対象を嫌悪し、忌避しようとする現象。
 7)人間の基本的感情は6要素あるといわれている。「喜」「嫌」「驚」「怒」「恐」「悲」(ポールエグマン)これは、顔の表情に現れる感情の種類。ここからわかることは「人間の感情の要素のうちポジティブなものは1つしかない」
 8)モチベーションの方向性:何に力を集中させていくかを考える必要があるが、集中力は有限である。よって「集中」を重要なキーワードとしてとらえ、どの様にコントロールするかを考える必要がある。経営においては「選択と集中」と言われる様に、集中をすることが大事なことである。また、目標を設定することが大事になる。コーチが目標を設定したときプレーヤーの動きが変わることがある。
 9)「深く集中するときは、スキンダイビングでゆっくりと水圧に体を慣らしながら、海に深く潜っていく感覚と似ている」(羽生棋士)。集中とは、ゆっくりときまった手続き(ルーチン)を守ってだんだんと高めていく。モチベーションとは、冷静に、静かに燃えることなのだろう。プロのスポーツ選手は、肉体は燃えているが、精神はクールである。その2つの並列ができる。
 10)モチベーションの持続性に関して:持続性(最後までやり抜くこと)は、実は最も大切な要素である。持続性に関しては報酬が関与する。報酬には内発的なものと外発的なものの2つがある。内発的報酬とは活動そのもの、仕事そのものから喜びを感じるもの。
 11)モチベーションと報酬の複雑な関係:『アンダーマイニング効果』つまり内発的な動機に外発的な(金銭的)報酬が付け加わると内発的な動機が減退してしまうこと。これに対し『エンハンシング効果』つまり言語報酬(ほめ言葉など)は内発的動機を高めている。ほめることでやる気が出るという考え方。
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つづく

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リコヤン(MBAおじさん)と組織行動Ⅰ」カテゴリの記事

コメント

大変ですね。
無理しない範囲でがんばってくださいね。

連続でコメントしてすみません。

しかし、この記事の充実度、ヤバイですね。
ありがとうございます!

HTさん、ありがとうございます。
大変勉強になりますよね。この記事は、私の大先輩が纏めてくれたものです。ホント、感謝感謝です。

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