【ブログ部企画第六十三弾】交渉
今回はブログ部企画「共通ブログタイトル」です。(※毎月26日9時は勝手に「ブログ部の日」としております)今回は63回目。今回のテーマオーナーは私。テーマは「交渉」です。
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今回のテーマは「交渉」。交渉といえば、先日のシリアの人質事件を思い出します。テーマ選定当初は、この人質事件を振り返り、「何が悪かったのか」「どうすれば良かったのか」を考えようと思っていました。しかし、いろいろ知るにつれ、あの事件は「相手は、はじめから交渉などする気がなかったのではないか」と考えるようになってきました。つまり、あれは交渉のケースではないと。したがって、今回は別の件について考えようと思います。
私は「交渉」でバイブルにしている本があります。それはベッタベタですが、ユーリー&フィッシャー著『ハーバード流交渉術』です。相手の利害と自分の利害が重なる部分を見つけることこそが交渉であるというのが、彼らの基本的な考え方です。本当に素晴らしい。交渉の場に出くわす度に、この考え方が頭をよぎります。
しかし、一方で最近自分の中の許容範囲が大きくなったというか、元々あまりこだわりがないというか、相手の利害を聞いた段階で、自分がある程度寄せていくことによって、短時間で交渉を成立させてしまっているケースが多いような気がしています。先日も社内講師依頼の件で下記のようなやり取りがありました。
「(私)来年度も、この講義の講師をお願いします。」
「(相手)もちろん、いいですよ。」
「(私)そういえば、来年度はこの講義に加えて、あの講義の講師もお願いしたいんですけど。」
「(相手)いやあ、来年度は忙しいからな。できれば、来年度もこの講義だけにして欲しい。」
「(私)わかりました。そうしましょう。」
元々、「あの講義は断られてもいいや」と思っているから、あっさりOKを出したのですが、少しあっさり引き下がりすぎたかな?とも思っています。
自分はあまり交渉が上手ではないのではないか?
いや、そもそも最近「真の交渉」の場に出会っていないだけ?
いやいや、ひょっとして交渉をストレスに感じ、少し逃げているかも?
というわけで、気が弱いのか...それともこだわりがないのか...ひょっとしたら「自分はあまり交渉には向いていないのかも」というのが今回の個人的な気づきです。
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