試験中に閲覧してもあまり役には立たないと思います...の巻
昨晩も飲み過ぎてしまいました...下記は5月29日(金)の講義報告の続きです。
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金曜6限:イノベーションマネジメント⑥
1)ポータブルオーディオの機能比較に関する講義の中で、印象的な内容は下記の通り。
・同じiPodであれば、顧客はより良い機能の方を選ぶ。しかしながら、現在の顧客はより良い機能を持ったWalkmanよりiPodの方を選ぶ。なぜか?⇒イノベーションは技術だけでなく、市場との結びつきも重要である!
2)ハウスのカレールウ開発に関する講義の中で、印象的な内容は下記の通り。
・こくまろカレー:潜在ニーズの掘り起こしに成功した開発事例。グリコの熟カレーに対抗する大人向けカレーの開発を進める中、マーケティングによって子供用・大人用カレーの作り分けの実態が明らかに。そこで、大人も子供も楽しめるカレーというコンセプトをマーケティング主導で開発した結果、こくまろカレーがうまれた。
・プライムカレー:技術部門主導で新たな商品コンセプトがうまれた開発事例。次世代カレーの開発を進める中で、低油脂化カレー技術を確立。当初、健康志向をテーマにしていたが、トップの香り立ちの良さという新しい発見があった。顧客の「健康=まずい」という思い込みもあり、商品コンセプトを再検討した結果、香り立ちの良さをコンセプトにしたプライムカレーがうまれた。
3)イシダ社のイノベーションに関するDVDを観た。DVDおよび教授のコメントの中での印象的な内容は下記の通り。
・イシダは京都に本社を置くはかりの会社。組合せ計量器は世界シェア70%!
・はかりのデジタル化:昔、正確に量れるはかりというスーパーからのニーズがあった。ある日、タクシーの料金メーターを見て「これだ!」とひらめいた!(社長)
・デジタル値札:事務所PCで価格を入力⇒陳列棚やレジへそのデータが転送される!
・製品開発の見極め:ニーズが大きいものに関しては絶対に諦めない!(社長)
・組合せ計量器の開発:ほとんど重量誤差無く自動分別し、ピーマンやスナック菓子等を大量に袋詰めする機械。⇒昔は農家の女性がこの作業を手作業で行っていたため、これをなんとか解決しようと3年間考えたが、良いアイデアが出なかった。そこで再度現場に立ち戻り、作業を観察したところ、作業者がピーマンを大中小の3つに分けていることに気付いた。「これだ!」(社長)
・大手メーカーの参入!ピンチへ!:はかりはメンテナンスに専門的な知識が必要であったため、イシダはサービスを充実させた。サービスセンターを設立し、連絡からトラブル解決まで3H以内を目指した。徹底的なアフターケアを実現させた結果(1軒1軒に対応等)、大手は対応できず撤退した。
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本日、イノベーションマネジメントの試験があります...頑張ります!
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