小さくガッツポーズ...の巻
MBAコースも13週目が終了。残りは...約65週???いまだ1/6、マラソンで言うと7km地点!!!皆さん...マイペースで行きましょう!全力疾走では最後までもちませんよ!
さて、下記は6月26日(金)のつづきです。
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金曜5~6限:公益事業経営⑦⑧
2)「日本の私鉄経営」に関する講義があった。印象的な話は下記の通り。
・日本型国鉄民営化は世界の鉄道事業改革の成功例とみなされている。⇒(例)オランダの鉄道関係者による調査団の派遣(1999年以降)、イギリスやドイツの鉄道関係者による日本国鉄民営化の研究など
・鉄道需要は、ある目的を実現するために付随的に生じた需要である。(派生需要)
・日本の私鉄事業の特徴:①世界の多くの鉄道は運営費補助がないと成立しないが、日本の私鉄は補助無し、運賃収入のみで経営が自立できている。(独立精神)②多くの国ではインフラ整備は補助されているが、日本の私鉄は自前(運賃収入)で賄っている。③質の高いサービス(安全・正確・迅速・快適)を提供している。④列車サービスに留まらず、総合都市型サービス産業(バス・タクシー・百貨店・野球・劇場・旅行・住宅開発など)へ進化している。
・日本の鉄道サービスの質は非常に高い:①定刻運行、②多様な種類(特急・急行・快速・区間快速・普通など)の列車サービス、③高い安全性
・定刻運行が確保できる理由:①施設・車両・機械等ハードウェアの信頼性の高さ、②ある駅の停車時間を少し長めにする等の時刻表の工夫、③駅による退避スペース等の列車運行の工夫、④6扉車の採用等の乗降時間短縮、⑤運転技術の習熟、⑥定刻運行は当たり前だという文化の継承など
・鉄道事業者は、利用者を増やすためにいろいろな施策を実施してきた。⇒①バス事業を持ち、駅勢圏を拡大(フィーダーサービスの充実)、②ターミナル駅周辺の開発から駅ナカサービスへの進化、③沿線開発(ブランドイメージを変える:東急田園都市線、駅名によるイメージアップ:○○丘・○○学園・○○大学など)、
・鉄道サービスの生産に関連する事業の垂直的展開:(例)東急グループ:東急建設・東急軌道・東急車輌・東急車両サービス・東横車両電設
・結果として、沿線地域全体がビジネスシステムとして成り立ち、外部経済を生み出している!⇒今後の課題は「次のビジネスモデルをどうするか?」である。(教授)
3)8月1日までに最終レポートを提出すること。A4で5ページ以内。テーマは自由、公益事業にはこだわらない。(授業で学んだことであれば何でもいいらしい...)
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昨晩、帰宅して「小さくガッツポーズ」した後から記憶がありません。どうやら私は心から「学生気分」を満喫してしまっているようです。もう37歳ですけど...何か?
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